長期不通区間の明暗2013/05/26 21:22

今日は曇りがちだったものの、日中陽差しを浴びると汗ばむ陽気でした。

そろそろ、終日半袖で過ごしたもいいかな、と思ったりしております。

夜になると空調いらずの気温に。
ただ、やや湿度が高いようです。


湿度が気になる・・といえば、そろそろ「梅雨」の季節。

今週の天気予報は、曇り空が多く週半ばに雨模様。

「梅雨」に近づくような・・・ですね。

「梅雨入り」は6月上旬と思いますが、また鬱陶しい季節がやってくるのですね。

最も、梅雨の季節に雨が降らないと夏場の「水不足」となる懸念があります。

また、この時期は「集中豪雨」の季節でもあり、ほぼ毎年甚大な被害となる地域が発生してしまいます。

大雨情報が出されたら、気象情報をこまめにチェックすることをお勧めします。


さて、平成21年10月の台風18号による大雨により甚大な被害を受けた名松線。

家城-伊勢奥津間が現在でも不通となっており、バス代行となっております。

復旧せず廃止・・・という事態も予想されましたが、5/30より運転再開に向けた復旧工事が開始されることになりました。

工事完了・運転再開は平成27年度内で約2年かかる予定です。

約6年の長期運休となりましたが、運転再開(工事)を決定したことに感謝します。


対して、平成23年7月の新潟・福島豪雨で不通となっている、只見線・会津川口-只見間については、先日新たな動きがありました。

復旧には85億円・工期は4年以上という試算を発表しました。

特に、流失した橋梁の掛け替え・補強に多額の費用と工期がかかるとのことです。

不通区間は利用客が極度に少なく、今後も利用客が見込めないことから復旧には消極的との見方のようです。
(現時点では、廃止という選択を含め復旧するか等明言を避けている。)

地元は復旧を強く望んでいるのですが、やはり費用が重くのしかかります。

自治体もある程度の支援は行う意向のようですが、厳しいことには変わりないと思います。

復旧を断念し、廃止を選択した岩泉線のような事態になる可能性もあります。

今後の動きに注目したいと思います。