大雨による甚大な被害。2015/09/10 16:41

一昨日から今日までの間に降り続いた豪雨。

これにまでに無い記録的な総雨量となりました地点が多く、特に栃木県内では600mmを超える雨量を記録する地点があります。


各地に大きな被害が発生し、特に鬼怒川の堤防が決壊して甚大な被害が発生している常総市では、浸水被害が拡大しております。

浸水場所は、鉄道ですと関東鉄道常総線 南石下・石下駅周辺のようです。

空撮画像から、広範囲渡り浸水しております。

決壊時に多くの住民が取り残され、書き込み時点(16時頃)でも自衛隊・警察のヘリコプターによる懸命な救助活動が続いております。

救助を待つ住民は、自治体・警察がまだ全体把握できない状況とのことで、大変心配です。


雨は小康状態となっておりますが、山間部で降った雨がまだこれから下流部に流れてきますので、数日は河川の増水に厳重な警戒が必要と思います。

鬼怒川流域以外でも、増水河川では堤防を越えての流出が起きており、浸水被害が各地で発生しております。

まだ強い雨が降る可能がある予報なので、こちらも十分な注意が必要と思います。


浸水地区は、水が引くまで数日かかると思われ、それからインフラの復旧などが始まりますので、長期間に渡り生活に支障する可能性があります。


なお、都心やその周辺でも猛烈に降った時間帯がありました。

職場や自宅では被害がありませんでしたが、地元(流山市)でも避難勧告が発表された地区があります。(土砂崩壊)


被災した方々には心よりお見舞いを申し上げると共に、早期復旧とできるだけ早く通常の生活に戻れるよう願っております。

また、救助・ボランティア等様々な活動されている方々には大変感謝いたします。