尼崎JR脱線事故 報告書漏えい問題2009/09/28 20:16

事故調査員会が事故当事者に報告を漏洩・・・。
一般企業では到底考えられないことを行っていたということで、大変残念です。

遺族・怪我をされ方の怒りはさらに増し、今後の補償交渉にも大きく影響するでしょう。

前原国土交通大臣も早速動き、早期の事実関係調査と再発防止策を報告するよう「報告命令」を出し、厳しく対処するとのことです。

漏洩内容によっては、刑事事件に発展する可能性もあるでしょう。
今後注目したいと思っております。

そして、当時の調査委員メンバーのほとんどが元国鉄職員・・・。
発足当時から何らかの思惑があっと思われても仕方がないでしょう。

そして、尼崎JR脱線事故以外の鉄道事故も・・・。
事象毎にメンバーは違うでしょうが、特に重大な事故については、再考してみる必要があるかもしれません。

現場職員の努力で信頼回復しつつあったJR西日本。
今回の件でまた大きな批判を浴びることになります。

再び信頼回復に努めなければならないのは、やはり現場職員。
本社でただ「デスクワーク」している方は、そのことが解っているのでしょうか。

今後開催される鉄道フェスティバルなどのイベント参加を自粛する動きもあるとのことで、「鉄道ファン」にも残念な結果となるかもしれません。