東北太平洋側旅行 2日目 ― 2014/04/04 19:34
朝からやや強い雨が降る生憎の天候。
午後からは止む予報ですが、予定を変更することに。
まずは、高田松原「奇跡の一本松」へ。
予定では、途中下車で向かう…でしたが、雨の中荷物を持っての移動はかなら厳しいため、駅コインロッカーに預けて、としました。
気仙沼駅往復…という形になりますが、昨日の津波注意報と同様自然現象には逆らえないので。
現地は雨が小降りとなり、行動するのが少し楽になりました。
バス停から約15分で到着できます。
ただし、周辺は護岸および地盤かさ上げ工事が行われており、歩道が大幅に変更されるかもしれません。
バス停から約10分の場所にある、道の駅 高田松原。
3年前の被災のままです。
私は、過去に近くのホテルに宿泊し、この場所で食事しました。
ホテルは解体され、周辺の建物のほとんどは津波で…。
次の目的地は、陸前高田BRT駅に向かい、駅から徒歩約5分の場所にある、物産センターと復興商店街「栃ケ沢ベース」へ。
ここで、お土産•昼食。
特に、蕎麦店は観光客のほか、復興工事関係者で常に満席でした。
私は、天ざる蕎麦をいただきました。
(店内混雑のため、撮影しておりません)
被災地は現在地盤かさ上げ工事が本格的に行われております。
陸前高田駅跡地も工事が始まっており、立ち入りが制限されておりました。
一旦気仙沼駅に戻り、荷物を引き取り再び大船渡線BRT利用で盛駅に向かいます。
途中、小友駅付近から専用道(鉄道線)を走行します。
鉄道からの車窓と同様となりますが、再び列車がここを通ることはあるのでしょうか。
盛駅からは、鉄道代行を兼ねた路線バスで釜石駅に向かいます。
バスの待ち時間がありましたので、駅周辺を散策しました。
被災時、駅周辺・商店街は津波の被害はあったものの、大きな損傷は無かったようです。
バスは吉浜駅(吉浜出張所)から代行区間ですが、利用客は数名。
ほとんどは、鉄道ファンのようで…私もその内の一人ですが。
本日の宿泊地、釜石にはすっかり暗くなった時間に到着しました。
宿泊するホテルは、津波で1階が浸水する被害に遭いましたが、建物そのままで営業を再開しております。
なお、周辺には被災後そのままの建物がまだあります。
本日は、BRT・代行バスの車窓からも被災地を見ることができましたが、瓦礫は無くなったものの地盤かさ上げ工事がまだ初期段階の地区がほとんどでした。
復興までには、まだ時間がかかりそうです。
明日は、被災後不通となっていた吉浜〜釜石家間が運転再開し、全線再開となる、三陸鉄道 南リアス線に乗車いたします。
午前中の列車で往復乗車いたします。
開通日ということで、大勢の利用客が予想されます。
もしかしたら、乗り切れない…。
記念乗車券・1日乗車券が発売されますが、手に入れることは難しそう…。
最近のコメント