東北太平洋側旅行 3日目 ― 2014/04/05 19:31
本日は、南リアス線全線運転再開日。
未開通区間 吉浜〜釜石間が震災から3年経った本日、待望の営業再開となりました。
まずほ、釜石発 8:42 で盛に向かいます。
朝から晴れているものの、時々雪がちらつく寒い朝。
そんな中、混雑を予想して約1時間前に到着。
それほど鉄道ファンはいません。
むしろ、報道関係者が多い(^^;;
記念1日乗車券も難なく購入できました。
列車は1両(^^;;
でも、海側の席はキープ。
立客はいるものの、それほどの混雑ではありません。
盛駅までは、各駅「大漁旗」で再開を歓迎、吉浜駅では太鼓演奏によるセレモニーがありました。
比較的まったりムードでしたが、折り返す 盛発 11:00は状況が一変します。
駅前は記念列車の招待者受付と報道関係者で少し混雑している程度で、駅前広場はそれほどでも、でした。
しばらくして、気仙沼からのBRTが超満員で到着すると…。
釜石行も1両でしたので、私と同様に折返した方も多かったので、始発から大混雑…。
何とか…発車し、釜石行は駅・沿線に大勢再開を祝う方が列車に向かって手を振ってくれました。
もちろん、車内の方々も手を振ります。
吉浜駅では再び太鼓演奏によるセレモニーがありました。
そして、途中駅からの乗車も(降車もありますが)あって超満員…。
都内の通勤電車並み…いや、超えたでしょう…。
列車は、定刻よりも20分以上遅れて釜石駅に到着。
運転手の「見事」なお詫び放送が受けてました(^^)
釜石駅は朝と違って駅前は再開を祝う方々で賑わっていました。
屋台もあり、意外にもイオンが限定「WAON」カードを発行しておりました。
因みに、私も購入しました。
その後は、宮古に向けて不通区間を走行する路線バスで向かいます。
山田線不通区間の釜石〜宮古間も津波の被害を大きく受け、現在でも運転再開見込みは立っておりません。
なお、この区間はBRT区間とは違い普通乗車券(青春18きっぷなどを含む)では利用できません。
釜石からは岩手県交通・岩手船越駅前または道の駅やまだバス停からは岩手県北バスに乗り換えとなります。
画像は、道の駅やまだ です。
津波被災地区を通りますが、甚大な被害を受けた地区の一つ、大槌町
役場が被災したまま残っているのを見ると…心が痛みます。
また、山田地区は被災した建物がまだ多く残っているように思いました。
明日は、北リアス線で未開通区間でした、田野畑〜小本間が運転再開します。
これで、三陸鉄道は震災以来3年ぶりに「完全復活」となります。
本日同様、乗車いたします。
「あまちゃん」で注目度が大きいこの路線は、南リアス線以上に多く訪れると思います。
流石に、1両での運転は無いと思いますが…。
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