四国旅行 3日目 ― 2016/02/14 22:14
昨日の夜は、宿毛市内では強風・時より強風が吹く天候でした。
本日は、朝から概ね晴れとなりました。
まずは、宿毛発 7時15分発の窪川行に乗車します。
晴れてるとはいえ、こちらの日の出はまだ遅く7時頃でもまだ薄暗いです。
1両編成で窪川に向かいます。
土佐くろしお鉄道・宿毛線は1997年に開業した比較的新しい路線です。
鉄道公団が中村ー宿毛間を建設しておりましたが国鉄再建法により工事凍結の対象となりました。
宿毛線・阿佐線(現 ごめん・なはり線)を第三セクターにより開業させることになりました。
再建法で廃止対象でした中村線も引き受けることとなり「 土佐くろしお鉄道」
が発足しました。
なお、中村線は1988年にJR四国から移管しました。
中村まではJR四国から直通する本数が多いですが、宿毛発着は2往復です。
路線はトンネルが多いですが、海の王迎ー土佐佐賀間では海岸の景色も楽しめます。
窪川からは、予土線に乗車します。
乗車車両は…もちろん「鉄道ホビートレイン」です。
キハ32系を初代新幹線0系仕様にする「大胆」な改造を行いました。
2014年から予土線での定期列車での運行を開始。
大変な話題となりました。
予土線はこの他「海洋堂ホビートレイン」・「しまんとトロッコ」を運行するなどして、観光客などの誘致に努めております。
予土線は、北宇和島ー吉野生間が軽便鉄道、江川崎ー窪川間が鉄道建設公団の工事により1974年開業するなど、やや複雑な歴史があります。
軽便鉄道だった区間はカーブ・勾配区間が多く、公団工事区間はトンネル・高架区間が多い特徴があります。
利用客が少ないため国鉄再建法で廃止対象となるはずでしたが、並行道路未整備を理由に対象から外れました。
現在は道路も整備されていつ廃止されても…まで利用客は減少しておりますが、清流四万十川沿いに運行する路線であり、観光列車運転などで利用客増加に努力しております。
(見所は、土佐大正ー江川崎 間。)
さて、乗車した「鉄道ホビートレイン」は宇和島行ですが、近永駅で一旦下車します。
ここで、土休日運転される近永駅発着の列車を待ちます。
約2時間以上の待ち時間を、駅周辺散策などで潰しました。
なぜ、待っていたのか。
宇和島行は「0系顔」が後方となるため、先頭となる近永行を撮影したかった(ヘッドライト点灯状態)ためです。
画像はライトが消えてますが、別のカメラで撮影できています。
無事撮影でき、折返列車で宇和島に向かいました。
そして、本日最後の目的である「伊予灘ものがたり」乗車のため、始発の八幡浜に向かいます。
八幡浜まで乗車した特急「宇和海18号」。
2000系試作車「TSE」です。
現在は、「宇和海」のみの運用です。
八幡浜からいよいよ「伊予灘ものがたり」に乗車です。
乗車するのは「道後編」で、伊予灘の夕陽を眺められるようなダイヤが設定されております。
乗車・発車前からおもてなしされました。
途中何箇所で沿線住民からの「おもてなし」パフォーマンスがありました。
今回は「食事券」の予約は売り切れのため堪能できませんでしたが、コーヒー・ケーキのセットを注文しました。
沿線の見所では徐行運転がおこなわれました。
残念ながら、曇天で夕陽は楽しめませんでしたが海岸沿いの景色が楽しめた他、アテンダントによるおもてなしも大変良かったです。
そして、本日は「セントバレンタインデー」。
アテンダントから「チョコ」が乗車客へプレゼントされました。
特製「ポストカード」も。
約2時間の乗車でしたが、大変充実した列車旅でした。
なお、人気列車のため満席となる日が多いようです。
乗車列車は満席でした。
ちなみに、某雑誌お勧め観光列車 第1位だそうです。
明日は、松山駅から佐川駅までバスの利用、ここから高知経由で「ごめん・なはり線」に乗車、奈半利に向かいます。
天候は概ね晴れそうですが、気温は大幅に下がりそうです。
体調を崩さないように、ですね。
*撮影画像多数のため、一部を掲載します。
帰宅後、追加いたします。
*画像大幅に圧縮して掲載しております。
このため、一部見難い部分があります。
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