四国旅行 4日目2016/02/15 20:45

本日は全国的に昨日の初夏を思わせる暖かさでしたが、今日は一転。

一気に真冬の寒さに逆戻りしました。

旅行している四国地方も、気温差が10℃以上の差がありました。

宿泊地でした松山市内も氷点下にはならなかったものの、9時頃でも5℃程度で前日との差に身体がついていけないくらいに(^_^;)


さて、本日はまず松山駅から佐川駅までバスで向かいます。

かつては、この区間を国鉄バスからが直通しており、2002年までJRバス四国がえいぎょうしておりました。

現在は松山駅から途中の落出までJR四国バス(久万高原線)が運行、落出から佐川駅まで黒岩観光バスが運行します。

JRバス区間はある程度本数があるものの、黒岩観光バス区間は僅か2往復のみ、しかも休日運休で…。
(運休日は乗継不可のため、松山ー佐川・通し利用できない。)


松山駅 9時55分発に乗車、約2時間弱の行程です。

市街地を経由して、国道33号線を通ります。

三坂峠に進むにつれ勾配・カーブが連続する険しい道を進みます。

途中のバイパス道があるのですが、集落がある従来の道を進みます。

峠に近づいた頃、進行方向左手に僅かな時間ですが何回か松山市内・伊予灘が眼下に見下ろせます。

なお、朝方峠付近は雪が降りまだうっすら積もっておりました。

途中の久万高原駅(バス停)で小休止しました。

停車中の、JR四国バスです。
(許可を得て下車・撮影。)

峠を下ると面河川峡谷沿いに進み、終点の落出に到着しました。

利用客は何回か入れ替わりましたが、基本的には空席が目立ちました。

なお、通しで乗車したのは、もちろん私だけ(^_^;)

下車時、運転手から「長時間乗車、ありがとうございなした。」の挨拶が。


落出の街並みです。

落出では約15分の待ち時間で佐川駅行があります。(11時55分発。)

バス待合室とは反対側に佐川駅行のバス停があります。

なお、本数は…。

黒岩観光バスです。

こちらも、国道33号線を進みます。

面河川沿にも進みますが、途中から大渡ダムがあるため川幅が広くなります。

その後、仁淀川沿に進んだ後佐川町市街地通り、約1時間で佐川駅に到着しました。

利用客は、始発時私だけ…でしたが、途中からは座席が7割埋まる程度の利用がありました。

佐川駅です。

佐川駅で土讃線・高知方面列車に乗車し、御免経由で土佐くろしお鉄道・奈半利へ向かいます。

バスからの乗換時間が10分程度でしたので、延着を考慮してその後(約1時間後)の列車も想定していたのですが、定刻で到着したので予定通りの列車で高知に向かいました。

なお、今回は高知市内観光・土佐電気鉄道の乗車は行いませんでした。

ここは、1日かけて観光したいので…また機会がありましたら、です。

因みに、高知県内に訪れたのも約30年ぶり。

高知駅は高架駅となり、周辺も含めて大きく変化しておりました。

2000系「アンパンマン列車」。

高知地区の主力ディーゼルカー、1000系。
土佐くろしお鉄道にも乗り入れます。

高知では、土佐くろしお鉄道直通・奈半利行に乗車します。

御免ー奈半利間 ごめん ・なはり線(正式名 阿佐線)は、宿毛線同様鉄道建設公団が建設、国鉄再建法により工事が凍結された路線です。
(工事時の路線仮名は、阿佐西線)

こちらも、第三セクター鉄道 土佐くろしお鉄道として開業することとなり、工事が再開され、2002年に開業いたしました。

各駅には高知出身の漫画家・故 やなせたかし さんデザインのイメージキャラクターを設定し、車両にもデザインされております。

奈半利駅のイメージキャラクターです。

車体にラッピングされた、イメージキャラクターです。

「オープンデッキ」車両の導入、「阪神タイガース」ラッピング車を運行するなど、観光にも力を入れております。

かつては安芸市内(現在の球場前駅付近)まで土佐電気鉄道が運行さており、1974に廃止されました。

開通後は、特に安芸市内から高知市内への利用客が多く、中村線・宿毛線の利用客が減少しているのとは対象的に、こちらは堅調な経営となっているようです。


終着の、なはり駅です。

単線高架駅で、2階に駅事務室があります。

停車中の、折返し高知行です。

海岸に近いこともあり、2階広場は津波避難場所となっております。

駅前からは、室戸岬・阿佐海岸鉄道 甲浦駅駅へのバスが発着しております。


明日の予定ですが、まずバスで室戸岬に向かいます。

その後、甲浦駅へ向かい阿佐海岸鉄道に乗車します。

海部から牟岐線に乗車、徳島に向かいます。

天気予報は、概ね晴。

今日に引続き気温が低いので、特に室戸岬観光は寒さに耐えなくては…。